「分かる」と「出来る」は違う

12月になりました。この時期は学校の進度を気にすることなく学習できる時期です。
しばらく定期テストもありません。
苦手分野を克服する絶好の時期です。
では、どうやればいいのか。

Step1: どこが出来ないのかをはっきりさせるために、テストをする。
Step2: 出来なかった単元を演習する。アウトプット!
Step3: 再度テストをする。

これ繰り返して、出来ないところをつぶす。1~3を繰り返す。これだけです。

この時期、学舎では中1・2年生対象に英語・数学の学力診断テストを行います。
テストで出来の悪かった単元が重要です。生徒たちは自分の苦手な単元が視覚化でき、やるべきことがはっきりするので、克服しよう、出来るようになりたいという前向きな姿勢で取り組めます。

集団授業をする塾は、授業内容を定着させるために大量の宿題を出しますね。真面目に取り組める生徒はいいのですが、適当にやっている子は出来るようにはなりません。大切なのは、授業をうけることではなく、自分で解くことです。出来ないところをはっきりさせて、それを繰り返すことが最も大切!出された宿題をこなす作業になってしまっては時間も労力もったいないことになります。

勉強ってやり方は人それぞれですが、「出来ないところを出来るようにする」ってことに関して誰も異論はないはずです。まず出来ないことを見つける。その後そこに絞って演習する。これをする仕組みがないとせっかくの宿題も効果がありません。

学舎の宿題は答えを写したり適当にやることが出来ないようになっています。一人ひとりの宿題の正答率まで分かってしまうので、講師は出来ていないところを把握して授業でフォローできます。これが出来るようになる仕組みの一つです。

塾の先生って分かりやすい授業をすることが仕事だと思われているかもしれませんが、私は授業の重要度は低いと思います。インプットよりもアウトプットを重視しています。気持ちよく勉強できる環境を整え、生徒の勉強に対するモチベーションを維持し、出来ないことを出来るように導くことを日々心掛けて指導しています。「分かる」と「出来る」は違うんです。「出来る」ようにならなければ点数は取れません。

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